福井県内の鋳造メーカーで鋳造体験中に目にしたサインボードから着想を得て、製作をスタートしました。案内板は必ず人の目に触れるものなので、ぱっと見た瞬間に「何だろう?」と注目されるデザインを目指しました。
形状は長方形を基本としつつ、縦型・横型の両方を製作。外側(表面)は白色に、表示部分は「男子トイレは青、女子トイレは赤」といったように、設置場所に合わせて伝わる色分けをしました。そのため内側にテープLEDを仕込める空間を作っています。
課題は、鋳造製品ならではの「重さ」でした。教室入り口の上部、頭上に設置をするので落下に配慮する必要がありました。少しでも軽くて小さく扱いやすい重量とサイズにすること、案内板として量産できるようにこだわりました。
避難誘導のサインなどは、法令上の制約から設置が難しいものがあり、実際の設置に至らないケースもありました。
サイズ:長方形 H180mm×W150mm×D30mm
色:外側は白。くり抜いた中の色はそれぞれ
重量:1.9㎏(個体より変動あり)
設置場所:校舎内トイレの前、保健室、図書質、校長室、調理室、避難の指示マーク(設置されていない)、駐輪場(設置されてない)
設置年月:2025年2月
■製作期間:4月~1月(約10カ月)
4月~5月:製品のコンセプト検討・企画
5月末~6月:製品設計の最終決定
6月~8月:詳細図面の作成・設計検証(就職試験・中間試験などの学校行事が重なり、スケジュール圧迫の懸念あり)
8月末~11月上旬:型製作・鋳造型の完成
11月~1月:仕上げ加工(磨き・色付けなど)・完成
1月末:完成品の納入・設置
同校では、3年生の卒業プロジェクトの一環として、毎年クリアランス製品の利活用に取り組んでいます。活動の枠組みは例年通りですが、製作する製品や携わる生徒は年ごとに異なります。