本プロジェクトについて


社会の課題を、正しく知り、自ら考え、対話し伝える

クリアランス活動高校生プロジェクト「CL-Net」の目的は
・クリアランス制度やクリアランス金属のリサイクルというテーマを通して、現代社会が抱える課題に向き合うこと
・高校生がリサイクルの現場に関わり、社会へ発信する実践を通して、制度と社会受容という課題を考え、科学的観点から安全性を理解し、自らの言葉で捉えること
・高校生の交流を通して、資源循環や制度に対する理解の輪を広げていくこと
です。

私たちの身の回りにある鉄製品の約50%は、リサイクル資材で構成されています。クリアランス金属もまた、法令に基づき科学的な安全性が証明された、再利用可能な資源です。

しかし、「原子力発電所から出たもの」という背景から、社会にはさまざまな受け止め方が存在しています。

プロジェクトの開始当初は、「本当に安全なんだろうか?」と疑問を持つ高校生もいました。そこから専門家からクリアランス制度の仕組みや放射線の基礎を学び、データや基準値を一つひとつ紐解いていく中で、その疑問は「科学的な根拠に基づく知識」へと変わっていきました。漠然とした印象にとどまらず「根拠をもとに思考する視点」を手に入れるきっかけとなっています。

例えば、福井南高校では放射線の科学的知識に加え、デザインや照明工学、さらには都市計画やモチーフとした水仙に関する植物学など、分野を越えた多角的な学びを統合し、一つの製品を創り上げました。

また、敦賀工業高校の生徒たちは、課題研究で「クリアランス金属を使ったものづくり」を選択しました。難しそうなテーマにチャレンジしたのは「高校生活の締めくくりに、スケールの大きな課題に挑戦したかったから」と述べ、そのチャレンジ精神は後輩へと受け継がれています。

地域や立場が違えば、物事の捉え方もさまざまです。
CL-Netで県内外の高校生がそれぞれの実践や考えを分かち合える交流の場をつくり、この活動を全国の同世代へと広げていきたいと考えています。

「興味があり一緒に活動したい!」「当校でも取り入れたい」という先生方、高校、高専、大学、部活動など問いません。以下「お問い合わせフォーム」からぜひご連絡ください。

CL-Net事務局