岐阜工業高等専門学校では、授業外のリテラシー教育を行っています。数あるテーマの中で、クリアランス制度に関連する活動もその一つです。
学びを伝える教材づくりと外部発表
活動の目的は、他の学生や同世代に伝えるための教材づくりです。単位取得の条件として外部発表の場を設けており、学生たちは地域のイベント出店をして、小中学生にクリアランス制度を伝えています。具体的には、制度の説明や、電気がどのように作られているのか仕組みを伝える発電シミュレーションの模擬実験などを実施しています。
クリアランス制度については、学生が自ら調べるスタイルです。中には活動前からクリアランス金属を知っている学生や、浜岡原子力発電所の見学会に参加したり、あるいは街中の側溝に使われていることを知り関心を持った学生もいます。高専生を対象としたインターンシップや国内外の研修でも、見学や実習の機会を積極的に設けています。
2024年度は防犯灯、2025年度からはベンチの製作を行っています。
学生自らの「知ってほしい」「もっと知りたい」という声
原子力を聞くと拒否反応を示す人が多い中、参加する学生たちは純粋に原子力について学びたいという向学心を持って取り組んでいました。中には「原子力に関心を持つ学生と繋がれたことで、もっと知りたいという探究のきっかけになりました」「活動を通じて、一人でも多くの人にこの制度を知ってほしい」と話す学生もいました。
本プロジェクトは、学生主体で取り組めること、学校で習わないこと、学生たちが知らないテーマについて前向きに携わることできるよい活動だと感じます。